この豊かなマングローブ林はアンザン省と南部地域の特徴的な美しい風景となっています。チャス・マングローブの林は高い山に包まれているため山紫水明のような風景になります。抗米救国闘争、いわゆる、ベトナム戦争中、この林は殆ど破壊されてしまいました。

１９８３年、アンザン省の農業部門はこの林を再生させるため、マングローブを栽培しながら、各河川を新たに作りました。現在、チャス・マングローブ林はキェンザン省のウ・ミンの森と比べられるようになりました。チャス・マングローブ林管理委員会のイェン・リ（Ｙｅｎ Ｌｙ）さんは次のように語りました

「テープ」

「チャスマングローブ林はアンザン省の唯一のマングローブ林です。この林は２００５年５月２７日に ベトナムの景観が保護される生態系地区として認定されました。」

チャス・マングローブ林は総面積８４５ヘクタールで、１４０種類の植物がありますが、そのうちの主要な植物はマングローブの木です。また、鳥類７０種や蛙５種、１０種類の黒魚と１０種類の白魚などが生息しています。そういう環境で、チャス・マングローブ林は観光客を魅了するだけでなく、研究家の出会い場ともなっています。これについて、チャスマングローブ林管理委員会のディン・ティ・ミ・ラン（Dinh Thi My Lan）さんは次のように語っています。

「テープ」

「アンザン省では、森林の土地面積は１８０００ヘクタールですが、チャス・マングローブ林は８４５ヘクタールだけです。しかし、他に豊かな動植物がありますので、景観が保護される生態系地区として認定されました。この林には、蝙蝠が５千から６千匹がいます。」

チャス・マングローブ林には、ベトナムと世界のレッドブックに記載されている貴重な動物がありますので、アンザン省はこの林を保護するため長期的な戦略を立てました。これについて、アンザン省人民委員会のフィン・テ・ナン（Huynh The Nang）副委員長は次のように語りました。

「テープ」

「チャスマングローブ保存生態系地区はエコツアーを発展させるため潜在力がありますので、わが省は長期的な発展戦略を立てました。現在、わが省は投資を呼びかけるため具体的な案があります」。

ナン副委員長はこのように語りました。

アンザン省の発展戦略を通じてチャス・マングローブ林は魅力的な観光スポットとなることでしょう。